田宮二郎の高原へいらっしゃい

1976年にTBSが放映した田宮二郎さん主演の「高原へいらっしゃい」というドラマの紹介と八ヶ岳周辺についてのご案内です。

「高原へいらっしゃい」における田宮二郎さん

田宮二郎さんはテレビや映画の仕事について
「陰にこもったものとか復習する配役は断ることにしている」
といってました。

この「高原へいらっしゃい」は女房役の三田佳子さんから三行半を突きつけられるものの、その義父である岡田英次さんから抵当で得たホテルを再建してみないかといわれる。
ホテルが好きならその道で生きてみろ。
そして再建したなら、娘も喜んで君と復縁するのではないかといわれる。
面川清次役の田宮二郎さんにしてみれば、女房とその父親からホテルマンとしての才能があるかどうか試されるようなものである。
それを穿った見方をすれば、面川清次がそんな二人に復讐するとも限らないだろう。

だが、このドラマはそういったどろどろとした愛憎劇ではない。

硝子は割れ客室の壁紙は染みだらけでベッドの傷みも激しいというのに、三百万で全てを賄っていかなければならない。
それなのに、繁盛してる高原のホテルで働いてみないかと、嘘をついてまで人を集めてしまう面川。
一見詐欺師のような飄々とした感じとは別に、回を追うごとに人間味溢れる脚本は、面川清次という男の心情をうまく表していき、山田太一という作家の真骨頂かもしれません。

時には翳りを見せ、その逆に笑顔で皆に接する田宮二郎さんは、「悪名」のモートルの貞とまではいかないまでも、それにちかい雰囲気もします。

そんな田宮二郎さんの憂鬱と苦悩から始まる第一話はこちらです

登場人物の詳細はこちらです

テーマ:高原兵いらっしゃい - ジャンル:日記

  1. 2008/05/14(水) 16:04:08|
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